最近では、スーパーやコンビニでも

様々な種類の炭酸水が並んでいますね。

健康にも美容にも効果を発揮してくれるので、

お水の代わりに日常的に飲んでいる方も

多いのではないでしょうか?

しかし、もしも出先で急に薬を

飲まなくてはいけなくなった時に

炭酸水しか持っていなかったら、

皆さんはどうしますか・・・?

 

薬って、飲み方を間違えると、

体に悪い影響を及ぼすこともあるので、

きちんとした知識を身につけたいですよね。

薬を炭酸水で飲んでも大丈夫なのか?

正しく知って、いざという時に役立てて下さいね!

 

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炭酸水で薬を飲んでいいの?

実は、炭酸水と一緒に飲むことによって、

効き目が弱まってしまうがあります。

また反対に、想定された効き目より

強まってしまう場合も、薬の種類としては

かなり少ないですが、稀にあるのです。

 

そのため、せっかく薬を飲んでも、

炭酸水で飲んだせいで薬の効きが悪くて

症状が治まらない・・

ということは、日常で十分起こり得ることです。

結論として

炭酸水で薬を飲んではいけない

ということだけ、始めにお伝えしておきます。

では、もう少し詳しく見ていきましょう!

 

炭酸水で薬を飲んではいけない理由は?


では、なぜ炭酸水と飲んだだけで、

薬の効き方が変わってしまうのでしょうか?

 

そもそも炭酸水は、弱酸性の飲み物。

この「酸性」いうことが、薬の効き目に

影響を与える1番の理由です。

ただし、全ての薬に影響を与えるわけではありません。

例えば、風邪薬や頭痛薬によく含まれている

アスピリンは、炭酸と相性の悪い薬

と言われています。

これは、アスピリンが

アルカリ性の胃の中で溶けやすく、

逆に酸性の胃の中では溶けにくい

という性質を持っているためで、

炭酸水で通常よりも酸性に傾いた胃の中では、

吸収が遅れて、効果が出るまでに時間がかかったり、

効き目が弱まったりするのです。

 

また、薬によっては、

苦くなり、飲みにくくなる場合もあります。

大人の方に処方される事もありますが、

一般的に、薬を飲むことに慣れていない

子供によく処方されるのが、ドライシロップ

(薬剤名の後にDSと記載されているものです)

粉薬なのに水で溶かしても苦くなくて、

飲みやすいのが特徴ですよね。

これは、苦味を感じにくくするために、

粉薬の周りをアルカリ性の膜で覆って、

液体に混ざりやすいのに、口では溶けにくく、

胃の中の酸と反応して溶けるよう工夫されています。

しかし、このドライシロップと酸性の炭酸水を

一緒に飲んでしまうと、アルカリ性の膜が中和され、

薬が露出して苦味も出てしまうのです。

お子さんに薬を飲ませる時、

お水よりもジュース感覚で飲んでくれるかな?

と酸性の飲み物でドライシロップを溶いてしまうと、

せっかく苦くなかったお薬を苦くしてしまうことが

あるので注意しましょう。

 

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炭酸水で薬を飲んで逆効果になることも?


もう1つ、炭酸と相性が悪いと言われる代表格の薬が、

胃の中の酸を中和させる効果のある胃薬です。

制酸剤と呼ばれ、

胃の中のpHを上昇させることで、胃の粘膜を保護し、

食べ過ぎや飲み過ぎで起こる胃の不快感や

胸焼けを軽減させる効果があります。

成分で言うと

炭酸水素ナトリウム、酸化マグネシウム

水酸化アルミニウム、マグネシウム

等で多くの市販の胃薬にも配合されています

 

この制酸剤と炭酸水を一緒に飲んでしまうと、

胃の中の酸よりも先に、炭酸水の酸を中和してしまい、

本来の効果が大幅に失われてしまいます

また、炭酸水で薬を流し込むことで、

胃の膨満感は増し、胃への刺激も与えるため、

特に、吐き気を伴うような胃の不快感

がある時には逆効果です。

最悪の場合、吐き気が増して、

嘔吐してしまうこともあるので

制酸剤だけでなく、吐き気止めの薬であっても

炭酸水で飲むのは控えましょう。

 

薬と飲み合わせや相性が悪い飲み物は?


炭酸水以外にも、薬との相性が良くない飲み物が

いくつかあるので、理由も一緒に知っておいて下さいね。

 

  • コーヒー、紅茶など、カフェインの多い飲み物

風邪薬には元々カフェインが含まれていることも多く、

カフェインの過剰摂取によって、頭痛がひどくなったり、

頻尿になったり、吐き気等が起こる可能性があるのです。

また、カフェインは興奮作用があるため、

睡眠剤などの効果を打ち消してしまいます。

 

  • 牛乳

一部の抗生物質(テトラサイクリン系、ニューキノロン系)

や、骨粗鬆症の治療薬は、牛乳のカルシウムと

結合して、吸収されにくくなるため、

効き目が弱くなってしまいます

また、酸性の胃では溶けずに

中性の腸で溶けるようになっている

腸溶製剤というタイプの下剤(コーラック等)

も一緒に飲んではいけません。

これは、牛乳によって胃の中が中性になるため、

本来、腸で溶けて吸収される成分が

胃で溶け出すこととなり、効果が弱まるだけでなく、

胃を荒らしたり、気分が悪くなったりする

ことがあるからです。

 

  • グレープフルーツジュース

グレープフルーツには、小腸の酵素の働きを

邪魔して、ある種の薬の分解を妨げる

成分が入っています。

この分解されにくくなった薬の効果が強く

なってしまい、副作用のリスクが高まるのです。

これに該当するのは、

血圧降下剤や高コレステロール治療薬の大半と

睡眠導入剤の一部です。

 

  • アルコール

アルコールが体内に入ると、肝臓ではアルコールを

分解して代謝する働きが最優先されます。

しかし、薬の成分も元々体内にあるものではないため、

同じように肝臓で分解、解毒が必要なものです。

そのため、これらが同時に体内に入ると、

薬の解毒が上手くいかずに、通常よりも大幅に

効き目が強くなることがあり、

薬によっては意識障害が出ることもあるため大変危険です。

また、肝臓への負担がかかり、肝機能障害を起こす

こともあり、死亡例も数多く出ています。

特に、風邪薬、解熱鎮痛剤や睡眠導入剤、抗アレルギー剤

との飲み合わせが危険と言われていますが、

アルコールはどの薬と飲んでも危険です

絶対に、薬と同時に飲まないようにしましょう!

 

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正しい薬の飲み方は?


言うまでもないですが、水(もしくはぬるめのお湯)で

飲むのが、薬の正しい飲み方です。

そもそも、薬は水で飲むことを想定して作られていますので、

効果も水で飲んだ時にこそ十分に発揮されるものです。

また、水でしたら想定外の副作用が出ることも防げます。

また、薬を飲み込むための一口分ではなく、

コップ1杯程度の量の水と一緒に飲んで、

胃の粘膜が荒れるのを防ぎましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今回は

  • 炭酸水で薬を飲む影響
  • 炭酸水で薬を飲んでいけない理由
  • 炭酸水で薬を飲むと逆効果に
  • 飲み合わせや相性が悪い飲み物
  • 正しい薬の飲み方

についてお話しいたしました。

 

私自身も、つい面倒だからと水以外のもので

薬を飲んでしまったことは何度もあります。

しかし、ダメな理由をちゃんと知ってからは、

ちょっと面倒でも、水で飲むようになりました。

皆さんも、正しい薬の飲み方と、

適切な炭酸水の飲み方を知って、

健康的な生活を送ってくださいね!

 

ここまでお読みいただき
ありがとうございました。

他にも役立つ情報を用意していますので、
よろしければご覧ください。

少しでもお役に立てれば幸いです。

Kirala